外国人留学生が審査に通るための4つのコツ
クレジットカードを持つためには審査を通過しなければなりません。では、日本国籍のない外国人はクレジットカードの審査を通過することができるのでしょうか?
結論としては、審査を通過してクレジットカードを持つことが可能です。申込方法や審査の基準も日本人とほとんど同じです。
クレジットカーは基本的に安定した収入があるというのが審査の基準です。収入のない外国人留学生でも学生向けのカードであれば問題なく審査を通過することができるでしょう。
①「在留カード」と「学生証」は必須
カードの申込には身分証明書が必要となります。外国人の場合は在留カードか特別永住者証明書を用意しましょう。
また、留学生の方は併せて学生証も必要です。
②あると審査に有利な本人確認資料
- ・パスポート
- ・健康保険証
- ・日本で取得した運転免許証
- ・本人名義の銀行口座
- ・日本で回線契約している携帯電話
③学生向けのクレジットカードを選ぶ
収入のない留学生におすすめなのが学生向けのクレジットカード。学生向けカードは学生や若年層を対象としたカードです。
年収はそれほど審査に影響しないため、社会人向けのカードよりも通りやすいといえます。
④嘘は書かない
学生向けのクレジットカードは年収はそれほど重要ではありませんが少しでも収入があれば審査に有利になります。
アルバイトの収入があれば年収欄に入力してくださいね。ただし、親からの仕送りは年収には入りません。
アルバイトをしていない方は正直に0円と入力して大丈夫。申込内容が虚偽だと判明すると審査に落ちる原因となりますから、正しい情報を入力しましょう。
注目ポイントは海外に強いカード
海外留学や海外旅行を考えている学生の方におすすめなのは、「海外に強い」「学生向け」のカードです。
中には海外での利用分はお得にポイントが貯まるカードもあるんです。
学生向けのクレジットカードはスペックの高いカード審査や年会費が優遇されるなどの特徴があります。
学生向けクレジットカードについてもっと詳しく⇒
海外に強い国際ブランドなら「VISA」か「MasterCard」
クレジットカードの国際ブランドはいくつかありますが、その中でも「VISA」と「MasterCard」は世界中で知名度とシェアを誇るカードです。
国やお店によって利用できる国際ブランドが違う場合があるため、できれば国際ブランドの違うカードを2枚以上持っているとより安心です。どうしても1枚しか持たないのであれば世界シェアNo.1の「VISA」がおすすめでしょう。
クレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯しているものがあります。
旅行傷害保険には「自動付帯」と「利用付帯」のカードがあるので注意しましょう。
- ■自動付帯・・・カードを利用しなくても持っているだけで保険が適用されます。
- ■利用付帯・・・旅行代金や公共交通機関の利用代金をクレジットカードで決済した場合に適用されます。
旅行傷害保険ついてもっと詳しく⇒
利用付帯のカードが複数あれば補償日数を延ばすことが可能
ほとんどのクレジットカードでは、付帯保険の補償日数は90日までとなっています。
実は、この補償日数を90日以上に延長する裏技的な使い方が存在します。
①Aカードの保険を適用させておく
出国する際に保険を適用させるカードは自動付帯でも利用付帯でもかまいません。利用付帯であれば空港に向かうタクシー代などをカード決済しておきましょう。
②89日目に現地で交通機関の利用代金をBカードを使って決済する
Bカードは利用付帯のカードである必要があります。Aカードの補償が切れる直前に現地でバス、電車、タクシーなどをカード決済で利用します。
この時点でBカードの付帯保険が90日間適用されます。利用付帯のCカードがあれば同じことを繰り返すだけでさらに保険の適用日数を延長させることが可能です。