クレジットカードでマイナンバーは必要になる?危険性は無いの?
マイナンバーはクレジットカードで必要になる可能性も
マイナンバーはクレジットカードに情報として後々入ってくる可能性があります。
マイナンバー制度は、公的な機関での効率化や、災害の際に個人の情報を特定しやすくするためのものとして登場しました。
預金口座への付番、予防接種、健康診断の情報などが今後紐付けられる予定で、クレジット機能をつけるという案も上がっています。
口座などの紐付けは、災害にあった時にかなり便利ですね。
クレジットカードの申込や、継続更新の際にマイナンバーの提出は現在必要ありませんが、今後必要になるかもしれません。
マイナンバーカード自体にクレジット機能を付帯させる案もありますが、反対意見も多く実現は無いと、さまざまな所で言われています。
クレジットカードに申込の際に必要になる理由は?
現状の情報から考えてみると、クレジットカードへのマイナンバー制度介入は、クレジットスコアを作ることに繋がるのではないでしょうか。
民間利用で金融機関とつながっているマイナンバーは、収入なども全てが紐付けられるので、正確に『貸付の判断』が出来るという仕組みです。
現在はクレジットヒストリーと言って、過去5年の借入や貸付、今の利用限度額などの情報しか乗っていないので、将来性を判断することが自己申告である書類が中心になっています。
マイナンバー制度で、どれぐらいの情報を企業が閲覧出来る権限を持つかは不明ですが、クレジットカードの所有できる層が変わってくるのかもしれませんね。
クレジットカードが影響するクレジットスコアって何?
アメリカやカナダなどの諸外国が導入している制度で、クレジットカードを始めとする、住宅ローンなどのローン・借入全般に影響してきます。
他にも、就職などにも大きく関わってきて、転職・就職の採点基準が変わってくることになります。
日本の場合は、クレジットヒストリーと言われる物があり『株式会社シー・アイ・シー(CIC)』『株式会社日本信用情報機構』『全国銀行個人信用情報センター』の3つで管理されています。
ここで管理される情報は、クレジットカードの利用や、各種ローン等の信用情報に関わる内容が、借入、返済、遅延、事故情報などで記載されています。
ブラックリストと俗に言われているのは、ここの情報が悪化した人の事を指し
ている事が多いです。
ちなみに、現在のマイナンバー制度にそのままクレジットヒストリーをくっつけると、諸外国が使っているクレジットスコアよりも膨大な情報になります。
マイナンバー1つで多くの情報を得られる状態は、危険でもあるので、実際に導入が行われるとしたら、そのあたりが見直されると思います。
マイナンバーカードはクレジットカードより重要
マイナンバーにクレジット機能が付かない可能性が高いと先に述べましたが、クレジットカードよりもマイナンバーのほうが重要であることを覚えて置かなければ危険です。
もしも、クレジットカードを無くして不正利用があったとしても、保証などが受けられる可能性がありますが、マイナンバーにはありません。
不正利用の恐れがあるときなど、マイナンバーの変更の手続きをすることが出来るようです。
不正利用の危険がある場合は変更できますが、情報は既に閲覧されたり、盗まれたりしている可能性もあります。
今後民間利用や開示される情報によっては、予想も出来ない詐欺や犯罪に巻き込まれる事も考えられるので、クレジットカードよりもマイナンバーに重きを置くほうが良さそうです。