クレジットカードの分割払いにかかる金利はどれくらい?

クレジットカードの分割払いとは

クレジットカードの分割払いとは、1回の買い物の支払い回数を複数回に分けることを指します。
例えば、4万円の買い物で4回払いに設定した場合、4月ヶ月に渡って1万円と金利分の引き落としが行われます。
リボルビング払いとの違いは、1回ごとの買い物に適用される点です。

リボルビング払いの場合は、月々の支払いを3万円と設定したら、3万円を超える支払いは翌月に繰り越されます。
リボルビング払いの場合は、カード利用の全体を複数回に分けて支払いをしますが、分割払いの場合は一回ごとの買い物で支払い回数を選択します。

分割払いには金利がかかるが2回払いなら不要

一括払いで支払う場合、基本的に利用者は金利(手数料)がかかることはありません。
しかし、リボルビング払いや分割払いには金利がかかるので金利分損をすることになります。
しかし、クレジットカードでは2回払いに金利がかかることはありません。

そのため、少し今月の支払いがキツイな…と考えている方は、2回払いにするとお得で余裕のある支払いが可能です。
「分割払い=手数料がかかる」と思っている方は多いですが、実は2回までならお得に利用できるんです。

分割払いの回数はカードによって異なる

分割払いの回数は各クレジットカードによって異なります。
例えば、楽天カードの場合は11種類の分割回数で、最大36回払いを選択することができます。
それに対し、MUFGカードの場合は9種類の分割回数で最大20回払いを選択することが可能です。
多くのクレジットカードでは、

  • 3回払い
  • 6回払い
  • 10回払い
  • 12回払い
  • 24回払い

の偶数回数を選ぶことができます。
しかし、そもそも分割払いが選択できないクレジットカードもあるので注意しましょう。
分割払いをする予定の方は、注意してクレジットカードを選びましょう。

クレジットカードの分割払いにかかる金利はいくら?

クレジットカードの分割払いにかかる金利は、どこのクレジットカードも同じようなものです。
例えば、三井住友カードの場合、以下のような年率となっています。

  • 3回払いは12%、100円あたり2.01円の手数料
  • 5回払いは13.25%、100円あたり3.35円の手数料
  • 6回払いは13.75%、100円あたり4.02円の手数料
  • 10回払いは14.25%、100円あたり6.70円の手数料
  • 12回払いは14.50%、100円あたり8.04円の手数料

例えば、3回払いの場合は年利が12%もありますが、実際に返済を行うのは3ヶ月間だけです。
そのため、100円あたり2.01円の金利がかかる計算になります。
分割払いは繰り上げ返済が可能なので、余裕のある月にまとめて返済することで、金利を減らすことが可能です。
分割の回数にもよりますが、上手く利用すれば計画的な利用ができるでしょう。

クレジットカードの分割払いは金利に注意すれば使いやすい

クレジットカードの分割払いは怖いから一度も使ったことが無い、という方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は2回払いまでは無料で、お得に分割払いを利用することができます。
少ない分割回数ならあまり高すぎる金利になることもありません。

クレジットカードの利用ではポイントが貯まるので、分割払いの手数料を抑えたい方は、ポイント還元率の高いカードを利用すると、金利分がお得になります。
分割払いをお得に利用したい方は、ポイント還元率の高いクレジットカードの作成がおすすめです。

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