クレジットカードの請求はいつ?「締め日」や「支払い日」の解説

クレジットカードの「締め日」は支給金額の「確定日」

クレジットカードには、「締め日」というものが存在します。
締め日とは、請求金額の確定日のことを指します。
例えば、締め日が毎月月末のクレジットカードの場合、31日までの利用金額は翌月にまとめて支払う必要がありますが、1日に利用した金額は翌々月の支払いになります。

利用金額の請求日は各社異なる

実はこの「締め日」ですが、クレジットカード会社各社で異なります。
また、同じクレジットカードであっても締め日が2種類用意されている場合もあるので、利用者それぞれカードの利用金額を請求される日は異なります。
締め日と請求日の例は、以下の通りです。

三井住友カード
・毎月15日締め/翌月10日払い
・毎月月末締め/翌月26日払い
JCBカード
・毎月15日締め/翌月10日払い
セディナカード
・毎月末締め/翌月17日払い

カードの引き落としがズレる可能性も

クレジットカードの利用では、クレジットカードを使った端末からそのままデータが送信されるわけではありません。
お店がクレジットカード会社に利用金額を請求した日のデータが締め日に反映されます。

そのため、実際に利用者がクレジットカードを使った瞬間ではなく、お店がクレジットカード会社に請求した日が反映されるので、締め日ギリギリに使用した買い物のデータは、翌月の締め日分の扱いになることもあります。
そのため、思ったよりもカードの引き落としがズレる可能性があります。

店舗によって異なるカード利用金額の請求

例えば、個人で経営しているような小さいお店の場合、早く代金を回収したいため、お客さんがカードを利用した日や翌日にクレジットカード会社に対して利用金額を請求することが多いです。

しかし、大手企業で買い物をした場合、週1回や月1回にまとめてクレジットカード会社に利用金額を請求します。
先月結構クレジットカードを利用したのに、意外と安い請求だった……という場合、翌月に支払いが重なる可能性があります。

計画的にクレジットカードを利用するために

このように、クレジットカードの代金が、お店からいつクレジットカード会社に請求されるかはお店によって異なります。
そのため、クレジットカードのWEB明細を頻繁にチェックしていても、思ったよりも計画的に利用できない可能性があります。

クレジットカードのWEB明細はすぐにデータが反映されますが、お店側がクレジットカード会社に請求を行わない限り、データが反映されません。
頻繁にカード明細をチェックすることはもちろん、心配な方はクレジットカード利用金額分だけアプリで簡単な家計簿などを付けておくとより安心です。

支払の請求日と締め日を理解して、計画的に利用しましょう!

クレジットカードの請求金額は、各クレジットカードに設定された「締め日」に従って決定し、翌月や数十日後に請求が行われます。
締め日に反映されるデータは、お店によっていつ請求が行われるのかわからないので、場合によっては1ヶ月程後になって請求されることもあります。

計画的にクレジットカードを利用したい方は、締め日や支払い日を把握することはもちろん、店舗による請求日が異なることも頭に入れておくと、焦らずに済みます。
カードの締め日と引き落とし日は、各クレジットカード会社で異なります。

どっちのクレジットカードを作ろうかな……と迷ったら、締め日や引き落とし日から選ぶこともおすすめです。

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