クレジットカードの救済措置!保険が適用される条件とは?
クレジットカードの救済措置は条件アリ
もしクレジットカードが不正利用された場合、「盗難保険」というものが付属しています。
この盗難保険は、全てのクレジットカードに付いている救済措置です。
しかし、この盗難保険は場合によっては適用されない場合もあるので注意が必要です。
クレジットカードの救済が適用されるには、どのような条件があるのでしょうか?
救済措置が適用になる条件とは?
もし不正利用された場合、救済措置が適用になるには以下のような条件が必要となります。
- クレジットカードに本人のサインが書いてある
- クレジットカードを使用したのは本人のみ
- 不正利用発覚後すぐに気がついた
では、これらの条件について細かく解説していきます。
クレジットカードに本人のサインが書いてある
全てのクレジットカードには、裏面に利用者本人のサインを記入する欄があります。
このサインは、不正利用の予防のために必ず記入する必要があります。クレジットカードにサインを記入しておくことは、防犯対策の1種です。
そのため、この利用者本人のサイン欄にサインが書かれていない場合は、利用者本人が防犯対策を怠ったと考えられ、クレジットカード会社からの救済の対象に当てはまらない可能性があります。
クレジットカードを作ったら、必ずサインを忘れないようにしましょう。
クレジットカードを使用したのは本人のみ
このように、クレジットカードは、カード利用者本人のサインが必要となります。そのため、クレジットカードに記載されている名前以外の第三者が利用することは禁止されています。
家族だから、信頼できる人だから、といった理由で契約者以外の第三者にクレジットカードを渡して利用されることは、これも防犯対策を怠ったと見なされます。
救済サービスを確実に利用したいなら、クレジットカードを第三者や家族に利用させることは避けましょう。
不正利用発覚後すぐに気がついた
クレジットカードの不正利用は、ほとんどの場合利用明細の通知後60日以内に報告すれば、救済の保険が適用されます。
60日以上経ってから保険が適用される場合もありますが、確実に不正利用からの救済を受けたい場合は、日頃の明細チェックが必要となります。
一部のクレジットカードでは90日のものもあります。事前に自分の使っているカードの利用規約を確認しておくのがよいでしょう。
クレジットカードが万が一不正利用された場合、カード会社からの救済を受けるには、カードへのサインや第三者にカードを使わせない、明細を日頃からチェックする、といった当たり前の防犯対策が不可欠です。
基本的なことに気をつけていれば救済措置が適用されないことは、そうそうありません。
最近では、カード利用者本人が気が付く前に、クレジットカード会社側がカードの不正利用に気付いて対処してくれるケースもあります。安心してクレジットカードを申し込みましょう。
不安な方は「不正利用被害の救済措置」について理解する
クレジットカードは、現金を持っていなくとも簡単に買い物ができるためとても便利ですが、盗難にあったり、カード番号などを不正に取得されたり、不正利用や悪用されるリスクは0ではありません。
クレジットカードは使わずに現金だけを利用する場合はこのようなリスクがありませんが、ネットショッピング等をよく利用する場合はやはりクレジットカードを使った方が便利。
逆に現金の場合、保証が無いという点や、破損などの際に利用できなくなる(法的に使えない)などで欠点のほうが多いように感じます。
不正利用のリスクが怖いのでクレジットカードを作ろうかどうか迷っている方は、不正利用被害の救済措置についてよく理解してからクレジットカードを作るかどうか判断しましょう。
基本的に利用者が安心して使えることが、クレジットカード業界を支えているので、それほど不安がる事もないと思います!