クレジットカードの名義貸しは犯罪!言われた、勝手に使われた時の対処法も紹介!

クレジットカードの名義貸しはそもそもが犯罪

名義貸し・名貸しと言われる行為はそもそもが犯罪になる物がほとんどです。
得にクレジットカードのの名義貸しは、カード会社を騙してお金を借りる行為になるため、詐欺罪などの法律に引っかかる可能性が高いですね。
また、クレジットカードの名義貸しをした場合、利用規約や約款に違反します。

しかも、名義貸しをした人が気づかない間に数百万の利用をされていた場合だとしても、返済義務があるのは名義の貸主です。

名義貸しと不正利用の線引は?

少し考えると同じ結論に至りますが、名義貸しと不正利用の線引は、名義を持つ本人の同意があったかどうかです。
知らない間に勝手に名前を使われていて、気づけばクレジットカードの借金が出来ていた。なんて場合は、不正利用ですね。

名前を勝手に使われいた!不正利用の場合もお金を払うの?

クレジットカードの場合、名前を勝手に使われて気づかない間に借金をしていたとなりますよね。
その場合は、基本的に支払い義務は発生しません。

詐欺グループなどが、私文書偽造などを行って、申込をして勝手に使われているケースがほとんどですが、まれに別のケースもあります。

家族が犯人。そんな場合も支払い義務はなし

家族による申込で、クレジットカードが勝手に作られているケースもあります。
本人確認の書類を揃えられるのは、他人よりも家族の方が揃えやすいため、ネットで申込をして気づかない間にカードが作られていたようです。

その場合は、家族であっても『私文書偽造』『詐欺』などの犯罪にあたるため、クレジットカード会社から名義本人に請求が来ることはありません。
請求が来るのは、作った家族の人に当たります。

ですが、家族でそのようなことがあった場合は『個人情報の管理が甘い』と判断され、クレジットカード会社からの信用がなくなってしまうので、名義本人もカードを作るのが難しくなる可能性もあります。

名義貸しをしてと頼まれた時はどうすればいい?

結論から言えば『絶対に断る』事が大切です。
上記にも述べたとおり、名義貸しは犯罪になります。
どんなに同情を誘ってきても、名義を貸す事はやってはいけません。

名義貸しはなぜ頼まれるのか

名義貸しが頼まれるのにはいくつか原因があります。
大きく分けて『詐欺目的』と『お金を借りれない人』の2種類です。

絶対やめて!名義貸しのバイトはほぼ100%詐欺!

名義貸しのバイトという名目で
『返済はこっちでやる』
『名前だけかしてくれたら、10万円あげる』
などの甘い言葉を掛けられることがありますが、これは詐欺目的である可能性がものすごく高いです。

実際にお金を貸すのは、クレジットカード会社などの信販会社・貸金業者で、そこからお金を借りているのは、名義を持つ本人です。
返済義務は名義を持つ本人が必要となるので、数百万の借金を背負う可能性があります。

10万円のためにだったら、自分でクレジットカードをつかって借りたほうが、間違いなく損をせずに済みます。

お金を借りれない人が名義を貸してと言ってくるなら、お金を貸す方がいい

名義を貸してと言ってくる理由が、金融機関からお金を借りる事ができない、という人もいます。
すでに多くの金額を金融機関から借りていたり、過去に借金で自己破産を含む債務整理をしている人が、お金を借りられないから、頼むケースがあるようです。

その場合は、詐欺目的では無いかもしれませんが、返済される可能性がかなり低いので、クレジットカード1枚であったとしても絶対に名義を貸さないようにしましょう。

このケースで名義を貸してくれと頼まれた場合は、その人が返済をせずに自分の信用情報に傷がつく可能性が高いので、直接お金をあげるつもりで貸して、縁を切るほうが良いのではないでしょうか。

名義を勝手に使われているのが分かったらカード会社→警察・弁護士に相談

名義が勝手に使われいているのがわかったら、まずはカード会社に連絡を入れましょう。
保険などを適応させるのであれば、早めの対処が必須です。

その後クレジットカード会社にどうすればいいかを確認して、すぐに警察や弁護士に相談しましょう。
全く見に覚えがない場合など、詐欺グループが関わっている可能性もあるので、自分ひとりで解決が難しいと思ったほうが良さそうですね。

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