クレジットカードの名前欄(著名欄)が消えそう!どうすれば良いのかを解説

クレジットカードの名前欄(著名欄)の上書きなどはNG

クレジットカードの名前欄の上書きや書き直しは基本的に規約や約款の違反になります。
そのため、消えそうになっていても、一旦はそのまま使うしかないのです。

カードに上書きや書き直しをするとどうなる?

クレジットカードの裏面の著名欄を書き直した場合『保証が受けられない』可能性が高いです。
特に不正利用に合った際に、保証を受けられないのは、犯罪者に現金を渡すようなものなので、カードの裏面のサインの取扱には注意が必要です。

また、上書きや書き直しが起きてることがわかれば、お店側がクレジットカードでの支払を拒否する事も出来てしまいます。
ポイントが高いカードをせっかく作っても、使えないのでは意味がないですよね。

完全に消えてしまった場合でも書き直しはNG

基本的に、完全に消えたとしても書き直しはNGです。
完全に消えるほど使ったのであれば、更新までの期間はそれほど長くないと思いますので、次回の更新を待つか、早めに必要であれば再発行をしてもらいましょう。

基本的に目視で確認が出来なくなっても、機械などで色の調整をすれば文字が浮かび上がることもあります。
そのため、書き直しをしてしまうと2重のサインが行われているので保証が効かない。ということになりかねません。

クレジットカードの名前・著名を書き直さないようにするコツ

クレジットカードの名前や著名を書き直さないようにするコツは、最初のペン選びから。
クレジットカードに使うペンでオススメなのは『極細』系の油性ペン。
代表的な物は『マッキーの極細』や『コピックマルチライナー』です。

ボールペンなどでもサインは出来ますが、ボールペンの場合文字が細くかすれた時に消えやすいという欠点があります。
上書きができない分、少し太めの文字をつかうのが良いということですね。

水性のペンは絶対にやめて!書くなら油性のペンで

また、水性のマジックやペンを使うのも、基本的に避けておきたいところです。
水性のペンは、乾いたら長持ちするイメージがありますが、文字がかすみやすく、水に弱いので絶対にNGです。

財布が雨に濡れて、カードの裏面のサインが消えてしまったのでは使い物にないません。
対して油性のものであれば、雨に濡れても落ちづらい為、お財布に入れていても安心です。

ちなみに、ホワイトボードペンは油性ですが、これも水性ペン同様に避けて下さい。
ホワイトボードのペンの場合、定着剤ではなく剥離剤が使用されているため、文字が落ちやすいです。
家庭用ホワイトボードのペンなどで、細いものもありますので、間違えないように注意をしておきたいですね。

裏面の著名をどうしても直したい時は再発行

裏面の著名がどうしても変えておきたい、理由がある場合は再発行をお願いしましょう。
再発行の際に理由を聞かれると思いますので「サインが読み取れなくなった」事を伝えれば問題ありません。
また他の理由などで、伝えづらい場合は「磁気が読み取れなくなった」などでも対応をしてくれるでしょう。

ただし、一部のクレジットカードでは再発行の際に再審査が行われることがありますので、返済の遅延などがある場合は注意が必要です。

結婚などで名字が変わった場合は、更新前に再発行の手続きを

結婚をしたなどで、名字が変わった場合も再発行の手続きが必要です。
旧姓でクレジットカードを使っていても、信用情報機関には同じ情報が照会されるので、大きな問題はありません。

ですが、更新の際に名前が変わったなど、信用情報に変更が合ったことがカード会社にバレれば、更新停止の可能性が出てきます。
更新前に、カード会社に連絡をして、必要であれば再発行の手続きを行って下さい。

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