スマホケースにクレジットカードはOK?磁気が影響するって本当?
基本はスマホと磁気のあるクレジットカードは近づけない
磁気のあるクレジットカードやポイントカードの取扱説明書に『スピーカーやテレビなどの電子機器の近くに置かない』という説明があります。
もちろん、電子機器の中にスマホも含まれるわけですね。
クレジットカードなどの磁気カードの取扱としては、基本は磁石を含むものに近づけないというのが鉄則。
磁石などの磁気があるものの近くに置くと、磁気カードの劣化などが起きてカードの読み取りができなくなるためですね。
クレジットカードの磁気の保磁力が高いのでスマホケースでも問題ない
クレジットカードをスマホケースに入れて使用することを促す内容ではない。ということを前提に書かせて頂きます。
クレジットカードの磁気が弱まったり、使えなくなった場合は自己責任でお願いします。
さて本題ですが、クレジットカードの磁気の保磁力は結構強いので、スマホケースに入れても磁気が壊れることは無いと考えられます。
詳しくその理由を見ていきましょう。
クレジットカードの保磁力は300~4000ガウス
専門的な内容になるので、詳しくは割愛しますが、このガウスと言うのは『クレジットカードの磁気の強さ』だと思ってもらって構いません。
それに対して、携帯電話の磁気は100ガウス。
携帯電話は磁力が多くでる状態でも300ガウス以下で使えるという状態なので、大きな影響は出ないと考えられます。
なので、クレジットカードを入れても大きな影響が出るとは考え辛いのです。
ただし、長期間スマホに密着した状態であれば、いくら弱い磁気とはいえ徐々に変化させてしまう可能性もあるので、長期間には適さない可能性もあります。
※エルステッドなどの単位も、便宜上ガウスに統一してあります
ただしマグネット付きのスマホケースはNG
スマホ自体の磁力に関しては問題ありませんが、マグネット付きのスマホケースに関してはNGです。
マグネット付きのスマホケースの場合『スマホ本体に影響が無いガウスの磁石』なので、クレジットカードには大いに影響があります。
保磁力が弱いクレジットカードの場合は、スマホケースの磁石で一気に使えなくなる可能性も高いので、マグネット付きのスマホケースの場合はクレジットカードを入れないようにしましょう。
クレジットカードで気をつけるのはスマホケースよりも他の磁石
クレジットカードで気をつけるのはスマホケースよりも他の磁石に気をつけておきたいところです。
財布に磁石があるもの、カバンについている磁石などは要注意。
こういった、閉じることを目的とした磁石は2000ガウスを超える物が多く、磁気カードの磁気がすぐ壊れてしまう原因になったりします。
クレジットカードについて調べていると、たまに冷蔵庫に磁石で貼っておいたら使えなくなった、という行動で磁気ストライプをダメにしていることがあるようなので、気をつけておきたいところです。
磁気ストライプは磁石に弱いが、ICチップは磁石に強い
これまで磁気ストライプが磁気に弱い、という話をしましたが、クレジットカードには『磁気ストライプ』の他に『ICチップ』が入っています。
クレジットカードのICチップは、磁気ストライプよりも磁石に強いのです。
ただし、ほとんどのクレジットカードに関しては、磁気ストライプとICチップの両方が入っているので、やはり磁石に関しては気をつけて置いたほうがよさそうです。
今後ICチップのみになったら、マグネット付きのスマホケースに難なく入れれるようになるかもしれませんね。
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