信販系クレジットカードはポイントがお得?信販系クレジットカードの特長はこれだ!

クレジットカードにおける信販会社とは?

信販会社はクレジット会社とも言いますが、クレジットカード発行だけでなくショッピングクレジットやオートローンの取扱もしています。
歴史的にも古く半世紀以上前から存在していて、クレジットカード発行よりも早くショッピングクレジットを取り扱っていました。

ショッピングクレジットは利用するたびに契約書を作成しなければいけないので手続きが面倒ということもあり、一度発行してしまえば何度でも利用できるクレジットカード発行に事業をシフトしたという経緯があります。
そのため消費者に対する審査ノウハウも持っていて、システム的にもクレジットカード発行にすぐ対応できたようです。

信販系クレジットカードの審査

銀行は基本的に事業主相手の融資が中心なので、消費者に対する与信ノウハウは持っていません。
その結果銀行系クレジットカードの審査基準は高く、サラリーマンのように定期的な安定収入がないと審査が通らないというイメージが定着しています。
一方で信販会社はクレジットカード発行前からショッピングクレジットを取り扱っているので、消費者信用の部門では審査ノウハウを蓄積しています。

こうした背景があり、信販会社の審査は銀行に比べて甘いというイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし、信販系の審査が甘いというよりは、審査経験値が高いので幅広い職種のカード会員が多いと考えたほうが適切です。
銀行系の審査基準が特に高いというわけではありません。

実は分割払いを始めたのは信販会社だった!

ショッピングクレジットは庶民が高額商品を購入できるようにしたシステムです。
分割払いを利用することでサラリーマンでも当時高額だった家電製品が買えるようになり、日本の高度成長期を支えていました。
信販会社はこの分割払いをクレジットカードにも導入し、クレジットカード普及に努めたという経緯があります。

当時銀行系クレジットカードは1回払しかできなかったので、分割払いは信販会社だけのメリットだったのです。
今ではリボ払いが普及し銀行系クレジットカードでも分割払いができるので、そのアドバンテージはなくなりましたが、信販会社は別のメリットがあるクレジットカードを発行しています。

私たちに密接な信販系クレジットカードのサービス

信販会社は現在、オリコ、ジャックス、セディナという大手が生き残っています。
最大手と言われた日本信販はジャックスに信販業務を移管してクレジットカード発行専業となっています。
信販系クレジットカード会社は銀行系に比べるとポイントプログラムを全面に押し出しています。

ポイント還元率は銀行系0.5%ですが、特にオリコやジャックスはそれ以上の高還元率のプロパーカードや提携カードを発行して人気を得ています。
分割払いができるというメリットがなくなってから、試行錯誤した結果と言えるでしょう。

汎用性のある高還元率カードは信販系

各お店ごとに発行している提携カード(流通系クレジットカード)もポイント還元率は高いですが、どうしても発行している親会社の店舗に限られてしまいます。
これが子会社の宿命なのでしかたありませんが、信販系はその点しがらみが少ないので、どの加盟店でも一律に高還元率を達成することが可能です。
特にひいきにしている百貨店やスーパーがないのであれば、幅広くメリットがある信販系クレジットカードがおすすめです。

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